浮気調査に信頼のおける探偵をチョイスするポイント

浮気調査を依頼する探偵は、何を比較して依頼すれば失敗しない?


浮気調査をしてほしいと思ったときに、大抵の人が真っ先に思いつくのが探偵業者です。


かといって、日ごろから探偵に関わることはそうあることではありませんし、探偵について詳しい人も非常に少数でしょう。
そのためいざ探偵に頼ろうとしても、探偵業者は千差万別で、どんな探偵業者を選べばいいのかわからない方も多いのではないでしょうか。


信頼できて、さらに調査力のある探偵業者を見極めて依頼が出来れば、浮気問題の早期解決が望めます。


あまり深刻に考えすぎるのも良くはありませんが、探偵選びが上手くできるかどうかで、その後の人生が大きく左右されるほど重要なポイントでもあります。そこでこの記事では、浮気調査を依頼する探偵業者の比較方法や、探偵の選び方について解説していきます。


信頼できる業者かを見極める


けっして安くはない調査費用を払うのですから、失敗せずにできるだけ信頼できる業者を選びたいと考えますよね。 この項目では、まず大前提として押さえておきたい比較ポイントをご紹介します。

これまで行政処分を受けていないか

不正や行き過ぎた調査を防ぐために、公安によって探偵業法というものが定められています。
探偵業法に違反した探偵業者は、「指示」を受けることとなり、厳しいときには「営業停止」や「営業廃止」などの行政処分を命じられることがあります。


過去に行政処分を受けた探偵業者は、3年間の間公安によって公表されることになります。
この公表は、地域によって異なりますが、警察や公安委員会の各ホームページにて確認することができます。


探偵業者の候補がいくつか出てきたら、行政処分を受けていないかを確認することで、真っ当な探偵業者かどうかを比較することができます。


HPや事務所に探偵業届出証明書の番号、実物が掲示されているか


探偵業を行うには、事前に探偵業を行うことを公安委員会に認めてもらう必要があります。
この届出が無事に受理され、認められた証として「探偵業届出証明書」というものが交付されます。


探偵業法では、この探偵業届出証明書を事務所の見えやすい位置に掲示することが義務付けられています。
事務所を訪ねたときに探偵業届出証明書の掲示が見当たらなかったときは、注意が必要です。

またきちんと届出をしている事務所は、届出番号をHPに掲載しています。確認しておくようにしましょう。


契約時に法で定められた書類が提示されるか


探偵は、調査の依頼を受けて契約をするときに、いくつかの書類を提示しなければなりません。
その中でも、非常に重要となるのが、下記の3つです。


  • 重要事項説明書
  • 調査契約書
  • 調査に関する確認同意書

重要事項説明書は、契約前交付書面とも呼ばれていて、契約を交わす前にしっかりと説明をしたこと、あるいは説明を受けたことを証明するものです。

具体的な内容は、探偵が浮気調査を行う内容の説明や、調査料金や解約について、個人情報の取り扱いなどが記載されています。


調査契約書は、業務に関する契約書のことで、契約後交付書面とも呼ばれます。浮気調査の期間や目的、かかる費用、調査方法、違約金、解約についてなどが主な内容です。
具体的な依頼内容や、その依頼に対して探偵がどのように請け負うのかなど、約束事をまとめており、契約内容の最終確認の書類となります。


調査目的に関する確認同意書は、依頼者が調査結果を犯罪のために利用しませんよ、ということを約束する書類になります。


これがないと、例えばストーカーのために情報を掴まされる可能性があり、探偵が犯罪に加担をしてしまうことになります。
少し難しい内容となりますが、お互いの不正や悪用を防ぐために定められているものなので、これらの書類は必ず確認しておきましょう。


調査力で探偵を比較する


探偵に依頼するとき、一番依頼者が求めているのは証拠を得るということです。
そのため、調査力がある探偵かどうかを見極める方法を知っておく必要があります。
調査力を見極めるおすすめの方法は、暗闇でも見通せる暗視カメラや、長距離からでもはっきり人の表情が捉えられる望遠カメラなどの機材が豊富にあるかを確認することです。


調査員の実力は、どうしても確認することが難しく、口コミも見つからなかったり意見がバラバラであったりすることも多いです。
しかし、浮気調査に使う機材であれば、豊富であるに越したことがないのです。
どれだけ有能な調査員だったとしても、証拠写真の精度が低ければ裁判では通用しません。 使用機材の紹介をしている業者、特に暗視や望遠に対応できるような業者が望ましいでしょう。


費用で比較する

浮気調査を依頼するとき、費用をしっかりと確認、比較しておくのも重要なポイントです。

そのためにも、数社で見積もりを取っておくとよいでしょう。

見積もりを取ったら、まずは費用の内訳が明確であることは必ず確認してください。


内訳があいまいで、結局何に費用がかかっているのかがわからない状態では、勝手な名目で費用を上乗せされている可能性があります。

そのため、内訳をしっかりと確認しておくことや、分からない項目は納得できるまでよく聞いておくことをおすすめします。


また、追加料金がある場合、どのような状況になると発生するのかを確認しておくことが大切です。
その条件の説明があるのかどうかも重要な比較ポイントになります。


顧客応対力で比較する


顧客対応は、探偵業に限ったことではありませんが、より良い探偵を見つけ出す比較方法として大切なポイントです。


なぜなら、探偵に依頼をするということは、何かしらの不安や悩みを抱えていることがほとんどです。


そのような依頼者への対応が悪いということは、依頼者の気持ちに寄り添う意思がないということに他なりません。


そのため、そのような依頼者の扱いが悪いということは、依頼者の気持ちをまったく理解していないということがわかります。
つまり、依頼者のニーズに上手く応えることができないということなので、自分が求める結果を理解してくれない可能性があります。


依頼者の応対について


また、依頼時には様々な不安や悩みが出てくるので、探偵はそれを解消する必要があります。
そういったフォローができるということは、顧客対応もしっかりしていることがほとんどです。


それを確認するためには、下記のようなポイントに着目するとよいでしょう。


  • 電話、メールでの問い合わせに対する対応が納得行くものか
  • 相談のとき親身になってくれるか
  • 調査について納得行くまで解説してくれるか

アフターサービスについて


探偵業者によって、アフターサービスには大きな違いがあります。

依頼者は、浮気調査や法律に関してあまり詳しくないことが多いでしょう。

そのため、証拠や報告書を得てもどうすればいいのか分からないなど、相談したいことが必ずと言っていいほど出てくるはずです。

そのため、アフターサービスをどこまで行ってくれるのかを確認して、比較していくのもおすすめの方法です。

探偵事務所のアフターサービスを比較するには、特に下記のようなポイントを確認しておくとよいでしょう。

  • 報告書が裁判でも通用するものか
  • 後日の質問、相談に対応してくれるか
  • 他業種(弁護士など)と連携しているか

こういう探偵業者は選んではいけない


これまで比較ポイントについてお伝えしてきましたが、比較するまでもなく「こういう業者は選んではいけない」というポイントをチェックリストにしました。


こちらも併せてご確認ください。


  • HPに事務所の住所の記載がなく、事務所での面談を受け付けない
  • 事務所に探偵業届出証明書の掲示がない
  • 質問に対する回答をにごす、あいまいにする
  • 重要事項説明書などの書面を読むのを急かそうとする
  • 強引な値引きなどで契約を強要しようとする

探偵を比較することは良い結果につながる

「調査力」「費用」「顧客対応力」と、良い探偵を選ぶための比較ポイントについてお話しました。


浮気問題はデリケートで、かつ重大な問題です。
そのため、調査を急がなければと焦ってしまい、探偵の比較検討まで気が回らないまま依頼をしてしまうという方も多くいるようです。


比較検討なしに探偵を選ぶと、あとからトラブルになることも少なくありません
ぜひ今回の比較ポインをよく頭に入れて探偵を選びましょう。


なにはなくとも、まずは信頼できる探偵かどうかが重要です。
人当たりがよくて顧客応対がよくても、違法な探偵業者であれば論外です。
またアフターフォローが充実し、調査力がかなりありそうでも、費用が莫大であれば頭を悩ませることになります。

相談や見積もりが無料でできるところも多くありますので、浮気調査を依頼する探偵はじっくりと選びましょう。

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