探偵に調査を依頼するときに必要なものを解説

探偵への依頼に何が必要?相談に持ち込みたい調査対象の情報とは


探偵に依頼するということは、誰でも経験することではありません。
それでも、パートナーに浮気の疑いがあるときや、人を探してほしいときなど、探偵に依頼してみようと思い立つこともあるでしょう。


そんなときに、依頼をするにあたって一体何が必要なのかがわからないという方も多いのではないでしょうか。
一般的には、契約前には必ず面談や電話などで事前相談があり、契約時に必要なものなどは相談時に探偵が丁寧に案内してくれます。
それでも、急に準備をするのは大変なこともあるでしょうから、事前に知っておくことが早期解決に繋がります。


そこでこの記事では、探偵に調査を依頼するにあたって必要なものを、なぜ必要なのかも併せて解説します。 いち早く不安などを取り除くために、ぜひこの記事を役立ててください。


契約を交わすために必要なもの


探偵と契約を交わす際には、下記の2つが必要となります。


  • 身分証明書
  • 印鑑

真っ当に営業をしている探偵事務所であれば、身分を確認した上でしっかりと契約をします。
そのため、契約書を作成するにあたって、免許証などで自分の身分を証明する必要があります。
大切な情報を取り扱うのですから、探偵にとっても、自分にとっても、契約する相手がどんな人物なのかを最低限確認しなければなりません。


お互いに嘘偽りなく話し合うためにも、きちんと身分が証明できるものを用意しておきましょう。
また、契約書には印鑑を押す必要がありますので、こちらも依頼時には忘れないようにしましょう。


依頼するときに持ち込むべき情報


探偵に調査を依頼するとき、持ち込むべき情報がいくつかあります。


これらの情報があればあるほど、調査は有利になり、証拠を獲得できる確率が上がります。
さらに、調査効率も上がるため、稼働時間が少なくて済むことから、安い費用で依頼をすることができるようになります。
ここから、それぞれの持ち込むべき情報を挙げて、解説していきます。


調査の目的

調査の目的は、探偵から最初に確認される内容です。


何を、何のために調査してほしいかというのは、探偵がその依頼を受けることができるかどうかを判断するために必要になります。
法律に抵触する可能性がある依頼や、そもそも受け付けていない内容の依頼、難易度が高すぎる依頼など、場合によっては断られてしまう可能性もあります。
ごまかしたり曖昧な説明をしたりして、後になってトラブルになることがないように、調査してほしい依頼内容やその目的は、はっきりとわかりやすく答えられるようにしておきましょう。


調査にかけられる予算


探偵への依頼料は、特殊な訓練を積んだプロが動くだけあって、けっして安くはありません。
そのため、あらかじめどれくらいの予算までならかけられるのかを伝えておく必要があります。


依頼内容の相場がその予算を大きく下回る場合は、そもそも依頼をすることができませんし、可能であれば予算の範囲内で様々な提案をしてくれます。
予算に自信がない場合は、事前に相談しておくのもよいでしょう。


調査対象に関する情報

調査対象をあらゆる方法で追うことになるので、探偵は調査対象の様々な情報を求めています。
これがまったく揃っていないと、探偵が調査をするのが困難になってしまいますので、依頼の成功率のためにも出来るだけ情報を持っていく必要があります。
必要な調査対象の情報は、浮気調査などにおける下記の例を参考にしてくだい。

  • 調査対象の写真(必須)
  • よくいる場所、地域
  • 直近のスケジュール
  • 職場に関する情報(職場の名前、位置、勤務時間、職場まで通勤手段など)
  • 友人関係
  • 使用している車、バイクなど乗り物の情報(車種、色、ナンバー)
  • 共用PCの検索履歴など、わかる範囲の情報

これに加え、探偵事務所によってはさらに性格や歩くスピードなども聞かれることがあります。


依頼者にとってはどうでもいいように感じる些細な情報が、探偵にとっては調査にあたって重要な情報であることも少なくありません。
そのため、見た目や行動の特徴など、できるだけ多くの情報を整理しておくことが大切です。
探偵は、受け取った情報をもとに綿密に計画を練り、少しでも成功率が高くなる方法を選択していきます。


浮気相手に関する情報


依頼内容が浮気調査の場合、浮気相手の情報もあるとよいでしょう。
なぜなら、対象者の警戒心が非常に高いときには尾行する対象を浮気相手に変更したり、待ち合わせ場所の把握ができたり、会うのにかかる時間が予測しやすくなるなどのメリットがあるからです。
ただし、リスクを犯してまで無理に情報を集めようとすると、状況が悪化してしまう恐れがありますので必ず無理のない範囲で情報を集めましょう。


浮気相手と会っていそうな日の目星


調査日は、証拠を取れる可能性が高い日を優先して決定していきます。


そのため、浮気相手と会っていそうな日の目星がついているのなら、依頼時に伝えて置きましょう。
そのとき、なぜそう思うのかの根拠も合わせて説明できるようにしておくのが好ましいです。


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