探偵という仕事の魅力、やりがいや楽しさを感じるのはいつ？
探偵は、一般的には想像ができないような業務を日々こなしています。
そしてそこには、日常生活では得がたい様々な苦難や楽しさ、やりがいなどがあります。
しかし、具体的にはどのように業務にあたっているのか、その魅力などについて知らない人は多いでしょう。
というのも、探偵の業務は極めて秘匿性が高いので、メディアなどでみるようなイメージだけが独り歩きしている状況にあるからです。
そこでこの記事では、探偵の仕事に魅力、やりがいを感じる瞬間などをご紹介していきます。
探偵という仕事の魅力
やりがいや楽しさがあると言っても、具体的に探偵の仕事にはどのような魅力があるのでしょうか。
この項目では、探偵をする上で得られる魅力をいくつか挙げていきます。
依頼ごとに毎回状況の違う仕事を出来て刺激的
探偵は、日々様々な依頼の相談を受けています。
浮気調査や素行調査、人探しなど、多様なシチュエーションで調査に挑むことになります。
調査項目だけでなく、例えば浮気調査ひとつを取っても、張込みや尾行、撮影などを行います。
さらに、尾行ひとつを取っても、状況に応じて車や自転車、徒歩、など調査によって状況が大きく変わるのです。
そのため、依頼によって様々な工夫をして、解決のための手段を選んでいくので、惰性になることがなく、非常に刺激的で飽きません。そこに魅力に感じる探偵も少なくはありません。
尾行や張り込みで非日常感を感じることができる
尾行や張り込みは、日常生活ではよほどする機会がありません。
そのため、よくテレビや映画などで、刑事や諜報員などが犯人を尾行したり、張り込みしたりするシーンに憧れる人がいますよね。
しかし、探偵にとってはそれが日常なのです。
それだけでなく、尾行や張り込みには特殊な知識や技術が必要なので、そういった専門的な分野の能力を身につけることができます。
仕事でこれほど貴重な経験ができるというのは、探偵をするにあたって大きな魅力となっています。
依頼者の役に立つことができる
探偵の魅力として、何より重要なのが、人の役に立てることでしょう。
人は、心理的にただお金を稼ぐために仕事をするよりも、自分の仕事が人の役に立つことで自分も幸福を感じるようになっています。
せっかく汗を流して仕事をするのなら、誰のためにもならなかったり誰かを傷つけたりするよりも、誰かを助けられた方がいいですよね。
一般的にも、そういった職業は称賛されることが多いです。
そして探偵の仕事は、困っている人の悩みを解消することが本質としてあります。
困っているものの、あまり人に相談ができない内容であったり、専門的な能力がなければ依頼ができない内容であったりするので、探偵に悩みを依頼するのです。
依頼者にとって探偵は、悩みを解消してくれる心強い味方であり、時には唯一の相談相手でもあるのです。
そんな人を助けてあげられることが探偵の魅力でもあり、そこに楽しさを見出すことができるのです。
探偵の仕事にやりがいを感じるのはどんなとき？
探偵の魅力を紹介しましたが、探偵がどんなときにやりがいを感じるのかも紹介していきます。
浮気調査や人探しで対象の決定的な情報を掴んだとき
依頼者のために、証拠となる決定的な情報を手に入れることが探偵の目標です。
そのため、これは探偵にとって非常に重要なポイントです。
この証拠を得るために、必死になってあらゆる手段を考え、実践し、調査をします。
そして、様々な苦難を乗り越えて、依頼達成となる証拠を掴み取ることが探偵の醍醐味なのです。
ここまでの過程や、依頼者の悩みを解決できたときに大きなやりがいを感じることができます。
他の調査員とのうまく連携できたとき
他の調査員との連携がうまくいったときにも、やりがいや楽しさを感じることができます。
調査は、基本的にチームプレイであり、一人ですべてを行うことはほとんどありません。
尾行も張り込みも、うまく連携ができるか否かで、調査の成功率は大きく変わります。
現場や遠隔で複数の調査員と連携することで、一人では難しいようなあらゆる困難を乗り越えることができ、大きな達成感を共有することができるでしょう。
自身のスキルの向上を感じたとき
探偵は、あらゆる場面において、専門的な技術を必要とします。
例えば、決定的な瞬間を撮影するには特殊なカメラを扱う技術が必要ですし、尾行も気付かれないように行うには、特別な技術が必要です。
最初は苦戦していても、次第にできることが増えていくと、やりがいや楽しさが出てきます。
このとき重要なのが、探偵の業務には、人が成長できる場面がたくさんあるということです。
依頼は千差万別で、何年調査をしていようと、まったく同じ状況になることがありません。
そのため、探偵はベテランでさえ、常に挑戦することができるやりがいのある仕事なので退屈することがありません。
依頼者から感謝の言葉をもらったとき
依頼者の役に立つことができると前述しましたが、このとき、感謝の言葉をもらうことができます。
証拠を掴みとったときもそうですが、何より依頼者から感謝されたときにやりがいを感じることが多いです。
実際に悩んでいる人をみて、解決まで見届けることができたら、自分がやってきたことがより誇らしくなります。
そして、次の依頼者の悩みを解決することに、より高いモチベーションを持つことができるのです。