探偵と素人が尾行調査をしたらどんな違いがある?

尾行調査における探偵と素人の調査力やスキルの違いを比較


浮気調査で不可欠なのが尾行調査です。
浮気相手の素性を突き止めるときや、浮気相手と対象者のツーショット写真をとるときなど、尾行をする必要があります。 素人がする尾行調査と、探偵がする尾行調査は大きく異なります。


今回は、その違いを解説していきますので、「自分で尾行調査をするべきか、探偵に任せるべきか」迷っている方は、本記事を参考にご検討ください。


「探偵と素人が尾行調査する場合の調査力の違い」とは?

素人が自分で尾行調査をするときは、当たり前ですがお金はかかりません。
ただし探偵に尾行調査を依頼したら、お金がかかります。


そこだけで考えたら、素人が調査する方がよい、と思われるかもしれません。しかし、技術力、成功率、という点では、探偵に分があります。


探偵は、尾行調査の経験を積んでいるため、技術が高い


探偵は尾行調査の経験を積んでいるため、技術力が高いという特徴があります。
そもそも、尾行は、対象者に顔が知られていると、難易度はぐっとあがります。その点を踏まえると、素人が尾行をするのは困難だと言えます。


探偵の場合は、裁判でも通用する浮気の証拠写真をとるための訓練を日々行なっています。
尾行の位置取りなども日々の仕事のなかで技術を向上させているので、証拠写真を確実に抑えて、慰謝料請求につなげる、という意味では、探偵に任せたほうがいいケースも多々あります。


探偵は、複数人で連携して調査をするので、成功率が高い

素人の尾行調査の場合、大抵はひとりで行うことになります。
一方、探偵の場合は、複数人で連携して調査を行います。そのため、成功率が高くなります。


尾行をしているとき、対象者がどこかの建物の中に入ったとします。
そういったとき、ひとりで尾行を行なっていると、複数の出入り口がある建物から出てくる対象者を的確に尾行することができません。
探偵は調査のプロですから、そういったときのために複数人のチームで尾行を行うのです。


探偵は、遠距離や暗所にも対応した機材で調査


せっかく尾行をして、対象者の浮気現場を目撃しても、写真を撮ることができなければ、浮気の証拠にはなりません。


探偵は、遠距離や暗所にも対応した機材で調査できます。探偵は暗視カメラなどを使い、夜中などの暗い状況でもばっちりと顔を撮影し、尾行後に証拠をきっちりおさえることができるのです。


探偵は、尾行がバレそうな場合でも、臨機応変に対応できる

探偵は尾行を何度もおこなっています。長年の経験で、バレそうになったときにはどういった対応をとればいいのかを心得ています。


一方、素人の調査はバレやすいのが難点です。一度浮気調査をしていることが対象者にバレてしまったら、それ以降の浮気調査は当然難易度が上がります。


探偵は、人員などの面から長時間の調査が可能


探偵は、人員などの面から長時間の調査が可能です。
しかし、素人の調査の場合、仕事や家事育児の合間をぬって調査をしなければならないため、調査期間が長引きがちです。


調査をする人がフルタイムで働いている場合には、尾行調査をする時間をとるのはかなり難しいと言えます。
その点、探偵に任せておけば、自分が働いている間に調査をしてもらえるので便利です。

結局、素人の調査と探偵の調査、どっちがいいの?

探偵の尾行調査も素人の尾行調査も、それぞれ違うメリット・デメリットがあります。


素人の尾行調査のメリットは、比較的安価でできる、という点。デメリットは顔バレしている人の尾行調査は超難易度が高く、失敗に終わる可能性が高い、という点です。


探偵に調査を依頼する際のデメリットは、お金がかかるという点です。
メリットとしては、プロに調査してもらえるため、成功率が高いことが挙げられます。


探偵に浮気調査を依頼した場合を考えると、お金がかかることがデメリットだと考えられます。
しかし、探偵に浮気調査を依頼し、浮気の証拠が無事にとれた場合には、慰謝料が獲得できる可能性があります。浮気の慰謝料の相場は50万~100万円です。その慰謝料の中から探偵に支払う料金を捻出する、という方法もあります。


ですから、慰謝料が見込める場合は、探偵に尾行調査をする、というのもアリでしょう。

ただ、個別のケースによって、自分で浮気調査をした方がいいのか、探偵に任せた方がいいのかは異なりますので、浮気の悪質度や経済状況などを考慮し、ケースごとに適切に判断する必要があります。

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