女性が離婚した時のデメリットとは？専業主婦が注意したいこと
主婦のみなさん、離婚を考えたことありますか？
結婚する時一生2人で手を取り合って生きていこうと思っていたのに、長年夫婦生活を送っていると、1度や2度は離婚を考えることがあると思います。
ただ、仕事を持っていると離婚後そこまで困ることもないでしょうが、仕事を持っていない専業主婦の場合など、離婚がデメリットになることは多いです。
実際にどんなデメリットがあるのか解説します。
主婦が離婚するデメリット
ここでは主婦が離婚した場合に考えられるデメリットについて解説したいと思います。
簡単に仕事が見つからない
専業主婦が離婚した場合、これからは自分で収入を確保していく必要がありますから、まず仕事を見つけなければなりません。
しかし専業主婦を長年やっていると、ブランクがあるため採用されづらいのがデメリットです。
職種にもよりますが、企業側からしても、長年専業主婦をやっていた人より学校を卒業したばかりの若い人を採用したいと思う傾向にあります。
しかも、小さなお子さんがいる女性の場合だと突然遅刻や欠勤する可能性が高いため、採用しづらいのも事実です。
とは言え、パート程度の収入でお子さんを養うのは難しいでしょう。
また、幸運にも仕事が見つかった場合でも、仕事と家事、育児を全て自分1人で行わなければならないことは大きな負担になります。
それでも絶対に負けないという強い精神力がない限り、離婚は一旦踏みとどまった方が良いでしょう。
経済的な不安がつきまとう
主婦が離婚するデメリットに経済的不安がつきまとうというのがあります。
子供がいる場合は、元夫から養育費を支払ってもらえますが、ずっと約束通りに支払ってもらえるとは限りません。
また、たとえ正社員で仕事が見つかり安定的に収入が得られたとしても男女間の賃金格差は大きく、子どもを養いながら自身の生活も充実させられるだけの収入を得られる女性は、そう多くありません。
もし、正社員でなく派遣社員や非正規、パートなどの場合はさらに収入が少なくなり雇用も不安定です。
会社の業績が悪化すれば、これら非正規の方が真っ先にリストラに合う確率が高いのがわが国の現状です。
もちろん、資格や専門性の高いスキルがあればいいですが、そうでない場合、単純作業など賃金の安い仕事を選ぶしかありません。
そうなると、キャリアップも見込めず、ずっと低い賃金のまま働き続けることになるでしょう。
お子さんがいない場合は空いた時間に資格やスキルアップの勉強ができますが、お子さんがいるとそういうわけにもいきません。
そのため、よほど時間をやりくりしない限り、お子さんが大きくなるまでは低賃金のまま働かなければならない可能性が高いわけです。
主婦が離婚する場合、こういった経済的な不安がつきまとうデメリットがあることを理解しておかねばなりません。
周囲から偏見の目で見られる可能性がある
昔ほどではなくなったとは言え、離婚したことで周囲から偏見の目で見られる可能性があるのもデメリットです。
限られた信頼できる人にしか離婚したことを話していなくても、なぜか噂が広がったりします。
もちろん、噂されても気にしなければいいですが、そう単純に割り切って生きていくのは難しいです。
人によっては周囲から偏見の目で見られることが精神的ストレスになってしまい体調を崩す場合もあるでしょう。
また、離婚するまでは活動的で外へ出かけるのが好きだった人が、離婚後人の目が気になってしまい行動範囲が狭くなったり、家に引きこもりがちになるケースも多いです。
孤独感が高まる
主婦が離婚した場合のデメリットに孤独感が高まるというのがあります。
特に熟年離婚の場合このデメリットは大きくなりがちです。
一般的に、熟年離婚の場合だとお子さんも独立しており家に夫婦2人だけというケースが多いです。
離婚するとパートナーと離れ、自分1人で暮らしていかねばなりません。
仕事があり忙しくしている方なら寂しさを感じる暇もないでしょうが、無職の方や定年退職してしまっている方は、離婚したあとに孤独感に苛まれることも多いようです。
まだ若いうちなら友人などと食事に行ったり旅行に行ったりできますが、熟年離婚の場合だと友人も家族がいるため若い頃のように頻繁に会うことはできません。
また、お子さんが近所に住んでいればいいですが、遠方に住んでいる場合など1人で孤独に耐えなければならないのは精神的にかなり辛いと思います。
まとめ
主婦が離婚した場合に考えられるデメリットについてまとめてみました。
もちろん、夫のDVやパワハラなどがある場合、夫婦関係を継続することで子どもへの悪影響は大きいです。
ですが、そこまで問題がない場合、一時の感情に流されて離婚することは主婦にとってあまりにもデメリットが大きすぎます。
それだけ多くのデメリットがあっても本当に離婚すべきかどうか、今一度考えていただき、後悔のないよう冷静な選択をすべきでしょう。
また、自分にも反省すべき点はなかったか振り返ることも重要です。
夫婦でじっくりと話し合ってみると、意外と簡単に解決する問題なのかもしれませんよ！