窓の防犯対策で空き巣を寄せつけない!

空き巣の侵入を防ぐために、最も有効な窓の防犯対策とは?


空き巣の多くは窓から侵入します。
つまりそれは、窓の防犯対策をしっかりしておくことで、空き巣の被害を防ぐことができる可能性がかなり増す、ということです。


自宅に不審者が忍び込むこと自体、気持ちが良いものではありません。
ましてや空き巣によって一生懸命働いて稼いだお金や、買ったものを奪われることは許せるものではありません。 今回は、そういった悲劇を避けるためにしておきたい、窓の防犯による空き巣対策をご紹介していきます。


空き巣対策!窓から侵入する空き巣を防ぐためにしておきたい防犯対策とは?

空き巣対策には様々な方法があります。
ここでは、比較的簡単にできる防犯対策を7つご紹介していきますので、気になったものがある方は、ぜひ取り入れてみてください。


1 補助錠


補助錠には、つけているだけで防犯意識の高さをアピールでき、空き巣に狙われにくい、というメリットがあります。
一般的に、窓から侵入する場合、侵入に5分かかると7割、10分以上かかると9割が犯行をあきらめる、と言われています。


窓に補助鍵をつけておけば、空き巣の解錠作業に時間をかけさせることができます。そして補助錠によって空き巣の犯行への意欲を削ぐことが期待できるのです。
また、補助鍵は、認知症の方が徘徊してしまったり、小さい子供が窓をあけて外に出ることや転倒してしまう、ということを防ぐ目的で利用することも可能です。


2 防犯フィルム

一般的に、空き巣は窓をハンマーなどで割り、そこから手を入れて解錠し、家のなかに侵入します。しかし、防犯フィルムをはっておけば、窓を破ることが難しくなります。
そうなると解錠に時間がかかり、犯人が部屋の中に侵入しようとする意欲を減退させる効果が期待できます。

防犯フィルムは、手軽に購入でき、自分で貼り付けることができるので、とても気軽にできる防犯対策だと言えるでしょう。
防犯フィルムは、台風や地震による窓ガラスの飛散を防ぐこともできるので、災害の多い日本に住んでいる方なら、試さない手はないでしょう。


3 窓用防犯ブザー


窓用防犯ブザーは、安価かつ小型であり、取り付けも簡単なので、一般家庭でも導入しやすい防犯対策です。
窓用防犯ブザーには、衝撃検知型と、解放検知型、またそのふたつの機能をあわせもった衝撃・解放検知型の3つのタイプがあります。


衝撃検知型は、窓に大きな衝撃があったときにブザーを鳴らします。


解放検知型は、横に引いて開閉する窓用の防犯ブザーであり、窓が開けられたときにブザーで鳴らして知らせてくれます。どちらも空き巣が侵入をためらう効果があります。


4 クレセントガード

クレセントガードとは、窓についているクレセント錠を隠すグッズです。
空き巣による窓の突き破りを防止したり、隙間から手を入れてクレセントを外すことを阻害するものです。


こちらも防犯意識の高さがアピールでき、千円程度と安価で、取り付けも簡単な防犯グッズです。

5 リフォームで面格子をつける


リフォームを検討されている方は、面格子をつける、というのもありです。
そこまでする必要はあるの?と思われるかもしれませんが、空き巣の侵入経路は6割以上は窓からです。


人の目にふれない面にある窓がある家や、家に大事なものを置いている、という方は、これくらいの防犯意識があってもよいでしょう。


6 長期不在時には雨戸や鎧戸をしめる

長期不在時には雨戸や鎧戸をしっかり締めておくことで、空き巣の窓からの侵入が防ぐことができます。


一ヶ月程度家を留守にすることが決まっている場合には、こういった防犯対策もほどこしておくのも良いでしょう。


7 ホームセキュリティを契約


ホームセキュリティサービスと契約する、というのも一案です。
月額料金を支払うことで、窓から侵入されたりなど、家の中での異常があった場合に、すぐにかけつけてもらうことができます。


空き巣被害にあう可能性は誰にでもある!今できる防犯対策をしておこう

今回は、窓の防犯による空き巣対策について簡単にご紹介してきました。
ほとんどが安価で手軽に導入できるものなので、気になったものがある方は、ぜひ取り入れてみてください。自分だけは空き巣被害にあわないだろう、というのは早計です。


空き巣被害にあった人は、皆、そう思っていたのです。
被害にあってから後悔することのないよう、できる対策は今からしっかりとしておきましょう。


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