時事問題+!!

時事問題+!!

皆さんこんにちは、akai探偵事務所 福岡です。

明日から本当に寒さが深まるようですね。

博多の街には海外の旅行者も散見されるようになり本当に賑わいが戻りつつありますね。

国としてもマスクの着用基準を見直すとのことですが、季節柄インフルエンザもはやり始めますので、冬が終えるまではこのままで良いのではないかとも考えてしまいます。

経済的には食品も含めて値上げが目立ち、ベースアップされない以上生活の圧迫が心配されますね。

さて、今回はそういった経済問題も交えて、家庭での経済DVについて記述していこうと思います。

経済的DVという正式な用語はありません。本記事では相手の金銭的な自由を奪い、心身的に負担を与えることの意味で用いています。

暴力を振るうDVなどとは違い、被害者自身が「経済的DV」を受けているという自覚がないことが多いです。 今回は、経済的DVのよくあるケースも踏まえて紹介いたしますね。

経済的DVは配偶者の金銭的な自由を奪う行為です。

経済的DVの被害者は専業主婦、夫がお金の管理をしている家庭に多く、生活費が足りず借金までしてしまう主婦もいるようです。

家庭内の経済事情は様々あり、その当事者としては自分の置かれている状態が異常であるかどうかを判断できない状態にあることが多いです。

経済的DVの代表的なケースとしては、

  • 生活費を渡さない
  • 給与の金額や貯金額を教えない
  • 自由なお金を認めない
  • 借金を作る、強制する

夫婦である以上夫婦になった後に一方が稼いだお金は原則として夫婦の共有財産です。そのため、基本的に生活費は夫婦間で話し合い決めるべきことです。

経済的DVは「婚姻を継続し難い重大な事由」として離婚理由に該当する可能性はあります。

経済的DVの証拠になるものとしては、以下のようなものが該当します。
 

  • 少ない生活費でやりくりしている詳細が記載されている家計簿
  • 生活費の振込が途絶えた通帳
  • お金に関する暴言などを録音したボイスレコーダー
  • 「夫がギャンブルでいくら使った」など浪費したことを記述した日記…など

これらの証拠は、配偶者がどれだけ身勝手なお金の使い方をしているかを証明するものですので、なるべく細かく書いておくのがいいでしょう。

法的手続きで相手に何らか請求する場合には主張する事実を裏付ける「証拠」が重要になりますので、しっかりと証拠を集めておくことをおすすめします。

いままでこういったことがなかったにも関わらず突然配偶者の経済DVが始まったような場合、それには理由があります。

純粋に経済状態悪化・家庭環境の悪化による嫌がらせ・いままで使用していたのとは別の用途に用いられている場合等です。

この中には不貞の可能性も存在ます。

もしこういった兆候があるような場合は弁護士・探偵にご相談ください。

状態によっては離婚の他損害賠償請求も可能となる場合がございます。

お一人で悩まれないようにされてください。