昨今話題、モペットに関して
こんにちは、akai探偵事務所 福岡です。
先週から雨続きで、温度も安定せず暑いのだか寒いのだかで、体調を崩し易い気候が続いておりますね。
きっと昨年同様、気づくと夏になっているのでしょうか。
皆様いかがお過ごしでしょうか?
今回は昨今、いろいろな方面で話題になっているモペットに関して述べていこうと思います。
まずモペットとは、エンジンや電動機(電気モーター)などの原動機だけで走行することも、ペダルを漕いで人力だけで走行することも可能な車両をしめします。
法定におけるより具体的な区分としては、モペットは原動機付自転車とされることが決まり、よってモペットは免許・ナンバーの取得が必要である他、自動車と同様の運航が義務付けられています。
特に大切なこととして、モペットは、エンジンやモーターを止めてペダルのみで走行する場合も、自転車ではなく原付きとして扱われることが挙げられます。公道で運転するには原付き免許が必要。ヘルメット着用はもちろん、ナンバープレートやウインカー、ブレーキランプなどを装備しなければならないため、自転車のような気軽な運用も難しくなりました。
また、電動アシスト自転車も時速24キロ以上になるとアシスト機能が停止することなど明確な基準が道交法施行規則に定めてあるため、ペダルをこがずに走行できる「フル電動」や、所謂リミッター解除がされているなどの場合この基準を超えており、原付き扱いになってしまいます。
一方で街を歩けば、意識してみるとこのモペット、ナンバーもつけず、また歩道を走っている者をよくみかけるというのが実情です。
これは、かなり安価なモペットが規制前にネット通販や、量販店で販売され相当数流通した後であることが原因として考えられます。
ここで怖いのは、モペットにおける事故が生じた場合のことですが、自動車がナンバープレートをつけず、最悪の場合免許も持たずに歩道を走行し人を轢いたのと同じ状態になるということです。
事故の内容次第では、人生に関わることとなりかねません。
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