離婚とその際の債務に関して
- 2021.06.16
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皆様こんにちは。
赤井探偵事務所 福岡です。
いよいよ梅雨らしい気候になり、ジメジメと嫌な湿度が続きます。
今年は特に温度が安定せず、体調を崩し易い季節ですが、夏風邪は非常に質が悪く長引きがちになりますので、皆様体調には重々お気を付けくださいませ。
さて、今回は離婚とそれに伴う債務、平たく言えば借金に関して述べていこうと思います。
そのとき、配偶者のつくった借金の返済に苦労してきた側は、離婚することになっても相手の借金問題に巻き込まれることを強く警戒することになります。
そのため、離婚するときには、借金の返済に関する確認も含めて、夫婦で離婚条件を確認しておくことが必要になります。
離婚時における財産分与では、預貯金などのプラス財産のほか、借金などのマイナス財産も同時に清算します。
夫婦の共同財産全体としてプラス評価になれば良いのですが、マイナス評価になってしまい、借金の負担(返済)割合を取り決めることもあります。
ただし、財産分与で清算の対象になるマイナス財産(借入金)は、婚姻生活に起因するものに限られます。
たとえば、生活費に充当するための借金は夫婦に返済義務がありますが、一方が遊興又は趣味の目的でつくった借金は、借りた本人ですべて返済する義務を負います。
クレジットカードの利用などによって借入れ名義人が借金をした本人でないときは、夫婦の間で離婚時にその借金の返済分を清算しておきます。
そして、離婚する際には、離婚協議書を作成して、ほかの離婚条件と合わせて借金の返済方法を確認しておくことになります。
また、一方の配偶者が勝手にもう一方の配偶者の名を語り、または勝手に信用書類・実印などを持ち出して借金をするような場合もございます。
この際は、借金の取り立てがあったとしても決して一文たりとも返済してはいけません。
一部であっても弁済してしまうと債務全体を認めたこととなり、後々金銭の精算を求められることとなってしまいます。
上記に挙げたような、借金をされてしまった場合状況によっては支払いを免れる可能性があります。
決して言うままに金銭の支払いはされないようにしてください。
私ども赤井探偵事務所 福岡は法律関係に詳しいスタッフが常駐しており、調査にあたっても、調査後の法律関係のご相談にも対応させていただいております。
不貞の上に借金まで、というケースも決して少なくはありません。
何かご不安なこと、お悩みごとなどございましたらお気軽にお声がけくださいませ。
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