郊外における調査の鉄則

郊外における調査の鉄則

普段都心であったり、人の往来・出入りが激しい場合、部外者の存在が意識されることはほとんどありません。
一方で郊外における調査では、地元のネットワークが形成されていることが多く、このことに対応することが求められます。
私どもの一例を挙げますと、郊外の調査において下見調査の段階で郊外の住人の方に声をかけられたことがありました。
下見の段階から、そういった事態も考慮していたため、旅行者のステレオタイプにみられるような物を所持し、これを開示することで事なきを得ました。
基本として対象でない方との間でも、不要な印象・情報の共有等の可能性のために接触はとりません。
一方で郊外の調査にあたっては、鉄則としてリスクエッジできるだけの物的情報(地域のガイドブック・地図等)と、必要な場合は最低限のストーリーが必要となります。